TOP > 二十四節気


 二十四節気の発祥地は黄河流域である。春秋時代(紀元前前770〜前467年)に、 もう仲春、仲夏、仲秋と仲冬の四つの節気が定められていて、秦漢時代(紀元前221年〜)になると、 二十四節気はほぼ完全に確定されていた。

 紀元前104年、ケ 平(人名)氏等により、『太初暦』という暦法を作られ、二十四節気は正式的に暦法として決められ、 二十四節気の天文学における位置を明確されていた。

■ 節気とは:

 太陽は「黄経」零度から、「黄経」に沿って、15度を回転す度にかかる日にちは ”1つの節気” といわれる。

 太陽は毎年360度を回転するため、24つの節気を経過することになり、毎月2つの節気を経過するということである。その中、毎月の一つ目の節気は ”節気” といわれ、「立春、驚蟄、清明、立夏、芒種、小暑、立秋、白露、寒露、立冬、大雪、小寒」 12個である。 そして、毎月二つ目の節気は本来 ”中気” といわれ、「雨水、春分、谷雨、小満、夏至、大暑、処暑、秋分、霜降、小雪、冬至、大寒」12個である。 ”節気”と”中気”は交代交代で現れ、それぞれ15日間を経過することになる。 現代の人は節気と中気を ”節気” と呼ぶようになった。

■ 二十四節気の歌:

 中国で、二十四節気を覚えるために、二十四節気の詩が作られていた。

二十四節气歌

春雨驚春清谷天,夏満芒夏暑相連,
秋処露秋寒霜降,冬雪雪冬小大寒。

 

■ 二十四節気の意味:

立春 : 春がはじめた。”立” は始まるという意。
雨水 : 雨が降り始めて、雨量が段々増加していく。
驚蟄 : 春の雷が始まって、土の中で隠れている冬眠の動物をびっくりさせて起こした。 ”蟄” は隠れるという意味。
春分 : 昼と夜の長さは同じ。”分”は山分けという意味で、
清明 : 晴れてていい天気で、植物などは繁茂する季節。
谷雨 : 雨生百谷(雨が農作物を作る)。雨が十分で、且つちょうどよい時にに降ることにより、農作物がのびのびと成長する時期。
立夏 : 夏の開始。
小満 : 麦類など夏に成熟する農作物の穀粒がふっくらとしてくる季節。
芒種 : 麦類など芒(のぎ)のある穀物を収穫する季節。
夏至 : 暑い夏がきた。
小暑 : 気候が暑くなり始めた。”暑” はあついという意。
大暑 : 一年中もっとも暑い時。
立秋 : 秋の開始。
処暑 : 暑い夏は終わった。 ”処” は終止、隠れるという意味。
白露 : 天気が寒くなり、露が白くなる。
秋分 : 昼と夜の長さは同じ。
寒露 : 露がとても冷たくなり、凍ってきた。
霜降 : 天気さらに寒くなり、霜が現れた。
立冬 : 冬が始まった。
小雪 : 雪が降り始めた。
大雪 : 降る雪の量が多くなり、積もってきた。
冬至 : 厳しい冬がきた。
小寒 : 天気が寒くなった。
大寒 : 一年中もっとも寒い季節。





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